宇都宮動物園に勤める飼育員さんのブログが話題になっています。
内容は、飼育員用の出入り口に数匹の子犬が捨てられていたということについてです。
記事のタイトルは「許さない」。
このタイトルだけでも飼育員さんの憤りが感じられます。
ブログの記事の内容と、ネットの反応などを調べてまとめてみました。
犯人はブリーダー?1年間で20頭もの捨て犬が
今日、19時55分頃、私達飼育員用の出入口に
許さない – 宇都宮動物園 飼育員のブログ
仔犬が捨てられていました。
ショックを受ける方もいるかもしれませんが
こういう現実があるということを
知って頂きたいので書きますね。
実はこれは初めての事ではありません。
ラブラドールレトリーバー系と
ゴールデンレトリーバー系の仔犬が
去年から今年にかけて3回…
合計20頭捨てられました。
(実はショー犬として特訓中の『でん』も
この20頭の中の1頭です。)
上記はブログからの引用となりますが、夜20時頃の動物園の飼育員用出入り口付近に子犬数匹が捨てられていたそうです。
犬種はラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバー系の子犬たち。
1年間で数回にわたり20頭も捨てられており、犬種が偏っていることからブリーダーが捨てたのではないかと考えられているようです。
飼育員さんが発見したときは人を見てもしっぽを振らず怯えきっていたとのこと。
捨てた人間にどのようなひどい扱いを受けていたかを考えるとなんともいえない気持ちになります。
ただ捨てるわけじゃなく、面倒をみてくれるであろう動物園の前に捨てるというのが本当に卑怯ですよね。
ブログの最後には実際に子犬たちが捨てられていた時の写真が掲載されており、子犬たちのことをまったく考慮していない最低な状況であることがよくわかります。
飼育員さんの言う通り、本当に許せない行為だと思います。
宇都宮動物園について
宇都宮動物園は栃木県宇都宮市にある「自然とどうぶつとこどもたち」のふれあいテーマパーク。動物との距離が近く、直に触れ合えることが魅力の動物園だそう。
ただ動物と触れ合ったり見るだけではなく、動物との付き合い方を教える教育にも力を入れているそうです。
今回のブログ記事にも飼育員さんが書かれていらっしゃいますが、個人の都合で動物園に犬を捨てていく方もいるそうでそういった状況を少しでも良くできるよう活動されています。
犬に限らず、ペットの飼い方でお悩みの方はぜひ一度宇都宮動物園を訪れてみてはいかがでしょうか。
みんなの反応
まとめ
今回は宇都宮動物園の飼育員さんがブログに綴った、捨て犬に関する悲惨な状況をまとめてみました。
おそらくこういったことは他の動物園でもあるのでしょう…。
また、今回の飼育員さんのブログ記事には”里親募集”のタグがついていることから、捨てられていた子犬の里親も募集されているようです。
もし興味があるという方は宇都宮動物園へ連絡してみてはいかがでしょうか。
今回の宇都宮動物園のブログを機に、こういったことがなくなっていくことを願うばかりです。