定食チェーンの「大戸屋」が、今年4月から9月までの中間決算で営業損益が赤字になる見通しだと発表し話題となっています。
大戸屋が赤字となるのは平成13年に東証1部に上場して以来初めてということで、深刻な事態となっています。
【大戸屋が赤字転落 客離れ深刻】https://t.co/l76SIHGJer
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 5, 2019
定食店チェーンの大戸屋ホールディングスは5日、2019年4~9月期の業績を下方修正し、営業損益が1億9000万円の赤字に転落する見通しだと発表した。深刻な客離れが続いている。
大戸屋が赤字となった原因は?
業績悪化の理由について会社は消費税率の引き上げを見据えてことし4月に栄養バランスを重視したメニューに改定し、事実上値上げした結果、利用客が想定を下回ったことが大きかったとしています。
出典:NHK NEWS WEB
また、人気商品だった生のサンマの炭火焼き定食がサンマの不漁で販売できなかったことや、9月の台風15号の影響で一部の店舗で営業時間の短縮を余儀なくされたこと、さらに香港でのデモが長期化したことで現地の売り上げが振るわなかったことも業績悪化の要因となったとしています。
大戸屋は、ことし2月にアルバイト従業員が不適切な動画をネットに投稿した問題をきっかけに利用客が減少し、この問題が発覚して以降、毎月の売り上げが前の年の同じ月を下回る状況が続いています。
大戸屋は赤字となった原因として、値上げによる利用客の低下が大きかったとしています。
ほかにも、人気のサンマの炭火焼き定食の販売が遅れたこと、今年2月のアルバイト従業員による不適切な動画のネット投稿なども理由となっているようです。
ネットではそれらの要因に加えて、4月に実施したグランドメニューの改定で人気だった「大戸屋ランチ」がなくなったことも理由ではないかという声も。
この「大戸屋ランチ」は10月1日に行われたグランドメニューの改定で復活していますが、以前の価格である720円(税込)から70円高い、790円(税込)となっています。
大戸屋ランチは復活
— ねとらぼ (@itm_nlab) November 5, 2019
大戸屋が赤字に転落 メニュー改定不発、サンマ不漁で恒例の定食販売できずhttps://t.co/vfWY6YqMRI pic.twitter.com/KSaTGjIJsA
大戸屋ランチ復活してたのか❣️
— 妄想少女ブルマ (@BURUMADcupMjyo) November 5, 2019
そぅだよー、なんだかんだいってあればっか頼んでたから⭐️でもメニュー改正で低迷赤字だって🌀ハンバーグも炭火で焼いてるから美味しいけどね♡
客離れの原因はやよい軒より高いから?
ネットの声を見る限り、おなじく大手定食チェーンの「やよい軒」に比べて価格の高さとごはんお替り自由の有無によって、やよい軒の方が上という意見が多く見られました。
大戸屋も厳しいみたいやね。ご飯おかわり自由のやよい軒があるからね。メニュー自体も豊富やし漬物もおいしいからな。
— オオトリコトリ (@okigarugamedayo) November 5, 2019
やよい軒より高いのに、やよい軒に勝る点が何一つないのが大戸屋。
— 鹿角ハインド(着陸復行おじさん) (@RPGuser) November 2, 2019
大戸屋とやよい軒だとやよい軒の方が満足度が高いが、ご飯お代わりしまくってたら体重が55kgから66kgに変身したので危険
— まじかる☆しげぽん@VRoid (@m_sigepon) January 6, 2019
みんなの反応は?
中途半端な高級化のツケが回ってきたね。昔の大戸屋を愛用していた連中はほとんどやよい軒に流れている。あっしもその一人である。 — 大戸屋が赤字に転落 メニュー改定不発、サンマ不漁で恒例の定食販売できず https://t.co/z5kXKxLQwy
— 横堀辰也 (@tatsuyayokobori) November 5, 2019
大戸屋の赤字の原因はシンプルに値段が高い事だと思う。それなりの値段がする割に高級感とかないし。大戸屋より安くて味のクオリティも高い定食屋っていくらでもあるからなぁ。
— つな (@zezSAgi6NaEva64) November 5, 2019
大戸屋が赤字ねぇ~
— グリーンラベル (@kinsyusitai) November 5, 2019
最近全然行かないな。値段上がって、ボリュームがなく、お腹がふくれないイメージ。
大戸屋の赤字ニュース見て値段高騰が原因って言ってたけど、量を減らして据え置き価格にする事は出来ないのかなー。ポテチとか食品値上げするニュース全体に言える事なんだけど…
— ねむすもはす (@tipon) November 5, 2019