いきなりステーキ渋谷店に現れた貼り紙が話題となっています。
渋谷店に掲載されたという「社長からのお願いでございます」と書かれた文章には、「お客様のご来店が減少しております」「このままではお近くの店を閉めることになります」などかなりストレートな表現が並んでいます。
渋谷店以外の店舗にもこの文章が掲載されているかは今のところ不明ですが、内容を見ても「いきなり!ステーキ」の現状がかなり悪いことが伺えます。
いきなりステーキ渋谷店の貼り紙が「上から目線」と話題に
いきなりステーキ渋谷店。
もう、これは末期症状、ヤバいです‼️😡⚡「俺達はすごく努力してるぜ~。
でも客が来なくなって赤字だから、このままだと店を畳むぞ~。だから、肉を食べに来いよ~」ふざけるな‼️
すげー上から目線、何様だ。
こんな事が続けば、マジ上場廃止あり得ますよ🐶💢 pic.twitter.com/0kZLSeCNZj— 株式投資犬♂タロー (@happy_taro6) December 8, 2019
どこか上から目線?というご意見が多いですが、
「このままでは、お近くの店を閉めることになります」
の一文に尽きると思います。しかも、この店舗ではなく「お近くの店」ですよ😲
渋谷近辺の店なのか、顧客の近くの店なのか…。
それも原因は顧客の減少のせいにしてますからね🐶💦
— 株式投資犬♂タロー (@happy_taro6) December 9, 2019
11月には「赤字転落で一斉大量閉店」と報じられる
ビジネスジャーナルでは先月28日に「いきなりステーキ、赤字転落で一斉大量閉店…価格乱高下で客が“得体の知れない不安”」という記事を掲載。
ペッパーフードサービスの株価も一時期に比べ下がっており、期末配当の「無配」も発表するなど、「いきなり!ステーキ」の不振はかなり深刻なものとなっているようです。
「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは11月14日、2019年12月期通期の連結業績予想の下方修正を発表した。本業のもうけを示す営業利益は、従来計画では20億円の黒字を見込んでいたが、7億3100万円の赤字(前期は38億円の黒字)に修正した。「いきなり!ステーキ」の不振が響いた。これを踏まえ、「いきなり!ステーキ」全店の1割弱にあたる44店を閉鎖する。
出典:Business Journal
不振の理由は?
不振の理由について「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスは「自社ブランド同士の競合」が原因としています。
しかし、ビジネスジャーナルでは「自社競合は副次的な要因にすぎない」としており、問題は「価格設定」にあると書いています。
ペッパーフードサービスは不振の理由として「自社ブランド同士の競合」を挙げた。大量出店を進めた結果、10月末時点で全国に487店を展開するまでになったが、こうした急拡大のなかで自社の店舗同士で顧客の奪い合うケースが増えていった。
出典:Business Journal
みんなの反応は?
いきなりステーキ渋谷店の看板、上から目線とは感じなかったけど、チェーン店が泣き落としにかかるのは初めて見た😳万策尽きたって言っているようなものでは……。
— ねこぱん (@catandloaf) December 9, 2019
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶって言葉があるように、いきなりステーキにも学ぶ所があると思う。
例えば渋谷店で撮られたこの写真。
この文章見る限り、従業員思いの社長だってのはわかるけど、経営者としてはNG。
こんなん書いてる時間があれば打つべき対策があるはず。 pic.twitter.com/fjCKSMPzQ7— 将軍 (@shogun_jinro) December 8, 2019
「今では店舗の急拡大により、いつでもどこでもいきなりステーキを食べることができるようになりました。しかしお客様のご来店が減少しております。このままではお近くの店を閉めることになります。」
いや、明らかに需要以上に急拡大させたから採算取れなくなっただけでお客様関係ないじゃん。
— 本棚持ち歩き隊 (@hondanamotiaru) December 9, 2019