10月19日(土)、発達中の熱帯低気圧が台風21号(ブアローイ)になりました。
現在はグアム方面に進んでおり、24日(木)頃には非常に強い勢力となって小笠原近海に達する予想となっています。
いまだ先日の台風19号の被害が癒えていない中での新たな台風に、Twitterでもトレンドとなっており大きな関心を集めています。
台風21号の進路や関東直撃の可能性は?
気になる台風21号(ブアローイ)の進路ですが、Yahooの情報によれば今のところぎりぎり関東の南を通り直撃はない様子です。
しかし、まだ日本から離れており進路の特定は難しい状況ということで、今後進路が変わる可能性も。
台風21号は海水温の比較的高い地域を進む予想とされており、これから数日間でさらに大きな勢力となる予想となっています。
世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、台風21号は発達しながら西に進み、22日(火)頃にマリアナ諸島のグアム付近から北上し小笠原諸島に近づくことを予想するものが多くなっています。
出典:ウェザーニュース
その後の進路にはばらつきがあり、正確な台風の進路を特定するのが難しい状況です。日本の東へ進むことを示唆するものが多くなっていますが、本州へ近づく可能性もまだ否定できないため、今後の情報に注意してください。
ブアローイの意味は?
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
出典:ウェザーニュース
台風21号の名前「ブアローイ(Bualoi)」はタイが提案した名称で、お菓子(デザート)の名前からとられています。
台風20号(ノグリー)の動きについて
台風20号(ノグリー)は23日には温帯低気圧に変わるという予測となっていますが、本来は21日には温帯低気圧になると言われていたためまだ安心はできません。
進路は本州南岸を東に向かうと予測されており、速度が遅いのが気になるところ。
また、温帯低気圧に変わったとしても雨は降る可能性が高いので注意が必要です。